2011年01月12日

相場で負けないために〜自分の限界を知ろう〜

孫子の兵法に
『彼を知り己を知れば百戦して殆うからず』
とあります。


投資の世界もこれは共通しており、自分の知識・理解の範囲を知ってその中で投資をすることは、損失を減らし利益をだすために絶対に必要なことです。


戦国時代であれば
戦争するか or 戦争以外の外交手段にかけるか
の2択しかありませんが、現代の投資の世界では
投資の選択肢は無数にあり、自分の得意とする分野を選んで投資をすることができます。


たとえば、自分は日本経済の行く先については良くわからないが
インターネット業界については滅茶苦茶詳しいとします。

楽天を買い
ヤフーを空売り

という売買をすれば、相場全体が上に行こうが下に行こうが
安定して利益を上げることができます。(これをロング&ショート戦略とよびます)



投資をするためには、マクロ経済について深く理解しなくてはいけないと思っている方も
自分の得意な分野があれば、その分野で十分に勝負することができます。


逆に自分の知っている範囲や理解以上のリスクをとる(たとえば、インターネット業界の専門家が日経平均先物取引を中心に取引をする)と、損失が大きくなってしまいます。


自分の知識・理解の範囲を今一度再確認して、適切な投資をしましょう。


posted by 損しない金融知識 at 11:39| Comment(0) | 金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

効率的市場仮説とは

効率的市場仮説を学ぶと皆、株式投資のモチベーションが下がります。

効率的市場仮説とは
株式市場は効率的である。
つまり、すべての情報(企業の業績が上がる、新製品を開発する、金利が上がる、などなど)はすでに株価に織り込まれており、アナリストやファンドマネージャーがリサーチしても意味ないですよー

っていう説です。


効率的市場仮説には、効率度の度合いによって3段階のレベルがあります。

効率的市場仮説(強)では、インサイダー情報でさえも既に株価に情報が織り込まれているので、インサイダーも意味がない。

効率的市場仮説(中)では、公開情報から企業分析しても、公開情報はすべて株価に織り込まれており意味がない。

効率的市場仮説(弱)では、テクニカル分析をしても、意味がない。


さて、効率的市場仮説ですが、仮説というからには事実とは違うわけです。


ぶっちゃけ、効率的市場仮説が正しいか否かという議論よりは、企業の規模や流動性によって変わってくるのかなぁと思います。


例えば、トヨタ自動車やみずほフィナンシャルグループなどの大型企業は
日本国内外に調査をしている人がプロ・アマ問わず何千人何万人といるわけで、効率的市場仮説(強)があてはまるのかなと。 

一方で、時価総額が100億円以下で、売買高がほとんどないような企業は、流動性が小さく機関投資家はポートフォリオに入れることが難しいので、リサーチしていないことが多いです。
つまり、情報が株価に織り込まれていない可能性があり、効率的でないこともあるかもしれません。



株式投資で人よりお金を儲けるためには
人より有益な情報を集める必要がある
と私は考えております。

そうすると、効率的でない市場=流動性が小さい企業や、時価総額が小さい企業を狙って投資をすることが
有効であると思います。


posted by 損しない金融知識 at 00:25| Comment(0) | 金融 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月12日

社会人になるために税金のことを勉強しよう

就活をしていたときは、OO株式会社の初年給はいくらで、30歳までにいくらもらえるとか
そんな会話をしてました。


00千万稼いで六本木に住もうとか、外車を乗り回そうとか
そんな妄想というか、取らぬ狸の皮算用をしていましたが
私の妄想は重要なポイントが抜け落ちていました。


それは、税金と社会保険です。


社会人の給与明細を見たら
支給額から
1健康保険
2厚生年金保険
3雇用保険
4所得税
5住民税
が引かれています。


支払額の計算は下記の通りです。

1健康保険 約10%(収入によって負担率が変動。半分は雇用者負担)
2厚生年金保険 15%超(毎年増額、半分は雇用者負担)
3雇用保険 1.55%超(0.95%は雇用者負担)
4所得税(0〜40%。累進課税)
5住民税10%


1−3の保険額は【会社からもらう給与】
4、5の税金は【課税所得】に対して、かかります。


ざっくり計算すると

給与が30万円だったら、だいたい
1−3の社会保険が、30万×13%=4万円


4,5の税金は
住民税+所得税=(課税所得)×20%

課税所得= 給与−(控除いろいろ)で計算されるので控除額によってことなりますが

主な控除として
給与所得控除で 120万円
社会保険支払い(1−3の費用)が48万円
基礎控除 38万円
があるので、 これらの控除額を合計すると206万円

課税所得=給与360万円(30万円×12カ月)− 206
    = 154万円

住民税+所得税= 課税所得154万円×15%
       = 23.1万円    

(所得税5%+住民税10%)

月額で割ると、19250円 になります





月額30万円稼いでも、社会保険と税金で6万円も持ってかれます。
ちなみに、この計算では所得税は最低クラスの5%でしたが
給与をもらえば、もらうほど所得税の比率は大きくなり、最大で40%にまで行きます。

そういうわけで、六本木に住んで、外車に乗るのはなかなか難しいわけです。


次回は、じゃーどうやったら所得税の支払いを減らせるのか?
を考えてみたいと思います。


ちなみに、この記事を書くために参考にした本






イラスト・ライター業を務める筆者が税理士に教わりながら、いかにして確定申告をして税金を納めるかを
分かりやすく解説した本。 どういう節税法が良いのか、税理士の生の声がきける。 サラリーマンでも2000万円以上稼ぐと確定申告をしなければならないので、将来高級取りになる予定の人は読んでおくべし。





サザエさんにでてくるマスオさんが、サラリーマンではなく、法人として(会社を設立して)今の仕事を請け負った場合
税金と社会保険の支払いがどれくらい違うのか、という比較をしているのが面白い。
税に対する前提知識がちょっとあると面白いと思う。




posted by 損しない金融知識 at 00:18| Comment(0) | 税金 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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